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【映画】今更ながら『シャークネード』を見て【感想】

シャークネード(字幕版)

タイトル 『シャークネード』

点数 2.7/5.0

・次々とサメに喰われていく

・意外と地味

・ラストは笑えた

 

AmazonPrimeVideoで『シャークネード』を見た。

先日はサメ映画の元祖『ジョーズ』を見たが、そのせいか「人気上昇中の映画」にこの映画を見つけると迷わず見てしまった。

普段はこういった、いわゆる「B級映画」はあまり見ないのだが、久しぶりに見てみるかという気分になったのもある。

 

話は船の上で二人の男が取引をしているところから始まる。

ここでのやり取りはどうでもいいのだが、驚いたのは襲ってくるサメ。

次々に人を、まさに「パクパク」と食べていく。

ジョーズ』であれだけ丁寧にサメが描かれているのを見た後では、そのシーンだけで笑えてしまった。

 

そして話はビーチに移る。

主人公「フィン」と仲間たち4人は、襲ってくるサメを次々と撃退しながら、フィンの家族のもとへ、そして内陸へと目指して移動していく。

最初にフィンの店から逃げるときに、サメの口にガスボンベを入れて爆発させる『ジョーズ』のオマージュシーンがあった。

ジョーズの爆発は派手すぎるぐらい派手だったが、こっちの爆発はかなり小さく、いかにもB級映画という感じでよかった。

その後、観覧車が転がるシーンがあって、ここも『1941』のオマージュかなとも思ったが、転がっていく方向が逆だったので違うかも。

 

話の中盤は意外と地味。

見る前は竜巻に乗ったサメたちが次々と襲い掛かってくるのか思っていたが、どうしても低予算だからか地味な襲撃がつづく。

しかし、見ていて飽きてはこない。

面倒くさい人物が出てきたり、しょうもないやり取りが始まろうとすると、次々とサメに喰われていく。

フィンの家族が出てきても、最初の仲間たちが次々と喰われていくため、画面の中の人物はそこまで増えない。

不要になったキャラクターをサメに喰わせて強制退場させられるのは、サメ映画の便利なところだなと思った。(シーンとしても映えるしね。)

 

ただ、フィンの息子と合流したあたりは眠たかった。

その後の竜巻に向かっていくところも、なんだかなあと思ってみていたけれど、最後フィンがサメの中から出てくるところは一番笑えた。

チェーンソーを持って喰われたので、中から出てくるのは分かっていたが、出てくるまでに意外と時間を使う。

しかも中からもう一人。

最後の最後でB級映画の楽しみ方を思い出した気がした。

 

余談だが、フィンの元妻が出てきたときは驚いた。思っていたより老けていたから。

ただ、子供が思っていたより年上だったので、むしろフィンが若く見えすぎていただけか。

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