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アニメ『Back Street Girls -ゴクドルズ-』感想

 アニメ「Back Street Girls-ゴクドルズ-」 Blu-ray BOX

Netflixで『Back Street Girls -ゴクドルズ-』というアニメを見た。

なぜかNetflixのあなたにイチオシ!のところに表示されていて、なんとなく1話だけ見ていたら、ついつい全話見てしまった。

 

内容はヘマをしてしまった暴力団組員たち3人が、性転換手術を受けさせられ、秋葉原でアイドルをやらされるという話。

まあしょうもないギャグなんだけれども、どこかで見たようなことがあるなと思っていたら、昔ネットの広告でよく見かけた漫画が原作だった。

漫画は去年まで連載されていて、アニメも去年の夏に放送されていたそうだ。

 

見ていて思ったけれど、このアニメ全然動かない。

アイドルだからライブのシーンなんかもあるのだが、立ち絵に後ろで曲が流れているだけ。

びっくりするほど作りが安い。

けれども、じゃあそれが悪いのかといわれるとそうでもない。

必要なところで必要な部分だけを動かすことで十分な表現をしている。

いってしまえば、出来の良い動く紙芝居である。

 

一方、声の方にはお金がかかっている。

主人公たち3人の声はてっきり男性声優だけでやるのかと思っていたら、ちゃんと女性声優も用意されていた。

1人のキャラクターに2人も声優を用意するのは太っ腹だね。(しかもそれが3人分)

お金をかけるべきところにはちゃんとかけている。

 

話は1話の中に数分の短い話が入っている。

1話自体は30分枠分の長さがあるのだが、その中のひとつひとつは短いので、次の話、次の話とついつい続けて一気に見てしまった。

主人公たちは中身は男だから、基本的に頭の中で考えていることや独り言は男性声優が担当している。

ただ話が進むにつれて、だんだん男の声より、女の声の方が出番が多くなっている感じがした。

主人公たちも外見が女性になってしまったことについて、あれこれ悩む話も多いのだが、だんだん女性に侵食されている感じがして、見ていて何ともいえない笑いがこみ上げてきた。

 

私が一番笑ったのは、アイドルたちの曲の歌詞。

主人公たちにアイドルを無理やりやらせている組長が考えているのだが、ヤクザとアイドルという全然違うものをうまく組み合わせていて、流れるたびにすごく笑えた。

何曲もあったが、ちゃんとCDもあるし、配信もしているそうだ。

 

余談だけれど、少し前から実写映画とテレビドラマがやっていたらしい。

ネットのレビューを見る限りではそこまで悪い出来ではなさそうだ。(まあ数自体が少ないけれども)

いつか視聴して、ここに感想を書くかもね。

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