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映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 』感想

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 (字幕版)

タイトル 『ロード・オブ・ザ・リング二つの塔

点数 4.6/5.0

・ゴラムというキャラクター

・熱い戦闘シーン

・フロドとサムの二人

 第1作目に引き続いて、2作目の『ロード・オブ・ザ・リング二つの塔 』を見た。

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1作目では、ストーリーについていくので大変だったが、2作目ということもあって、1作目のときよりは余裕をもって楽しんで見ることができた。

 

今作では、1作目では少ししか登場しなかった、以前の指輪の持ち主であるゴラム(スメアゴル)が主人公フロドたちとともに行動する。

これほど多くのシーンに出てくるキャラクターだと思っていなくて驚いた。

自分のことを「私たち」と呼んでいるのは、単におかしいからだと思っていたら善悪の人格が対立していたのか。

前作でも指輪に魅せられて欲望に落ちそうになる人々が描写されて、指輪の恐ろしさが表現されていたが、今作では、このゴラムが指輪を持つフロドのこれからを示している。

 

指輪を持っていることで、その力に苦しむフロド。

そしてそれを気に掛ける相棒のサム。

途中でゴラムに対する意見の違いで対立しかけているようにも見えたが、最後サムがフロドを助けるところで、二人の関係の強さを改めて感じることができた。

 

ガンダルフが真っ白になって復活してきたのは驚いたけれど、よく見たら上の画像にも出てた。

 

ヘルム峡谷の角笛城での戦いはやっぱりこの映画の一番の見せ場ということで大迫力だった。

1作目ではここまで大きな戦いはなくても迫力があったけれど、やっぱり大軍勢の戦いは見ていて面白いね。

アラゴルンは普通の作品だと主人公という感じの大活躍をするし、レゴラスギムリの関係もいい。

特にレゴラスは弓矢をバシバシ当てて敵を倒していて、その腕前の達者さが印象に残った。

最後にガンダルフやエオメルが来るところは、そこまでの戦いに熱中していたせいか、二人の存在をすっかり忘れていてすごく熱くなった。

 

あと、メリーとピピンの二人。

ずっと木の髭の上に乗っているだけで何もしていないなと思っていたら、最後に機転を利かせてエントたちを動かして一気にサルマンの拠点を叩いてしまった。

ホビットたちは戦いで直接の活躍は出来ないかもしれないけれども、こういった姿が描かれるのは見ている方としてもうれしい。

 

さあこのまま最終作へ。

いままでで一番長いが、見るのが大変楽しみだ。